当店について

私共のお店は、街道筋に面した5代続く老舗の茶屋で、現在では甘味処として、地元の方やたくさんの観光客の皆様にごひいきいただいております。

長い歴史に包まれた当店について

現在の建物は、昭和の初期に建てられたもので、何度か改装や改築を重ねていますが、基本的には昔からの佇まいを損なわないよう、時代のある建材を再利用しています。私共のこだわりと致しましては、広く開けたお庭の景色です。

決して庭園とまでは行きませんが、お庭に配された百日紅や梅の木、椿や枝垂れ桜は100年以上経っているものと記憶しています。また、店内からは気付かない位置には祠が祀られており、少なくとも江戸時代以前に建てられたものと伝えられています。

老舗としての矜持

京に住まうものとして、特に気にかけているのは、昔ながらの風景を代々残し続けていくということです。商売柄、どうしても、利益を追求していかなければなりませんが、お蔭さまでこうした私共の考えは、多くのお客様に受け入れられ、現在に至っております次第です。

外観にも特徴が

お店の外観は、昔ながらの情緒あふれる日本家屋のように見えますが、実は見えない箇所には、鉄筋コンクリートを利用した耐震に強い設計を行っています。

これは、古い日本家屋の味わいを残しつつも、少しでも長く建物を持たせたいといった苦肉の策でもあります。先ほどもご説明しましたが、私共のお店の自慢はお庭の風景です。春先には、梅の花や枝垂れ桜が順序のよう咲き乱れ、続いて春先と秋に咲く二季咲きの寒牡丹が自慢となっています。

夏には、池に咲き誇るカキツバタ、蓮の花が大輪の花を見せ、青々とした斑入りの笹の樹勢も、京特有の暑苦しさを忘れさせてくれるものです。また秋にはカエデを始めとする紅葉が見もので、冬場には自慢の寒椿など、四季を通した変遷で目を楽しませてくれています。

まとめ

お店に続く路地には、竹垣と石畳が配されており、そのまま庭先へと続く道と、店先へと続く道に分かれておりますので、そのまままっすぐにお進みくださいませ。お庭の見どころのように、お店の自慢は季節に応じて変わっていく甘味のバリエーションです。

最近では、人気の抹茶パフェなど、1年を通じて定番のお品もありますが、春先にはお抹茶のわらび餅、夏には抹茶葛切り、秋には抹茶の栗きんとん、冬には抹茶の葛もちと、和菓子に変化を持たせています。また、月ごとに代わる和菓子の数々も自慢の逸品で、お品書きにあるように、お土産としてお求めいただけるようになっています。